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掛け軸と花

掛け軸というと、テレビの鑑定番組で広く知られる様になりましたが、骨董品で難解なもの、高価で手を出しにくいものというイメージをお持ちかも知れません。しかし、昨今は若い世代に和風ブームなどが広がり、掛け軸を楽しみたいという人々が増えています。今でも、ほとんどの住宅には和室がありますから、床の間があればそこに掛けるのが一番です。床がない場合でも和室があれば、掛け軸を掛けて楽しむにはピッタリでしょう。 掛け軸を掛ける時の注意点としては、季節感に気を配るという点が挙げられます。図柄の掛け軸の場合は特に、掛ける季節に一定の決まり事があります。

掛け軸と花

掛ける季節に合った掛け軸は?

花の図柄の場合は、その花が咲く季節に合わせて掛けるというのが基本となります。例えば、梅や南天であれば12月から2月に掛けるのが一般的です。また、牡丹(ぼたん)であれば4月から5月ごろというのが基本となります。これは、梅が咲き誇るのが、関東地方であれば通常は12月から2月ごろですから、これに合わせて楽しむということです。牡丹も同様で、通常は4月から5月の春先の花ですから、この時期に合わせて掛けて楽しむという事になります。ちなみに牡丹(ぼたん)の図柄の掛け軸は、慶事の場合に掛ける事もありますので、このケースでは必ずしも春先とはならない場合がありますので注意が必要です。他にも、わかりやすいところでは、桜の図柄であれば桜の開花時期である3月から4月、あじさいの図柄であれば5月から6月が最適な時期となります。さらに、朝顔や菖蒲(しょうぶ) などは有名な初夏の花ですから、7月から8月に掛けるのが一般的となります。秋は紅葉、桔梗(ききょう)、すすき、なども花木として秋の季節を表す花となります。

花の図柄以外の掛け軸はいつ掛けたらいいの?

一方、季節に関わらず楽しめる掛け軸というのももちろんあって、例えば山水の図柄ですとか、動物の図柄の掛け軸がこれに該当します。ただし、注意したいのは、山水の図柄の場合でも雪景山水と呼ばれる冬景色を描いたものについては、冬季に掛けるのが一般的な楽しみ方です。また、動物の図柄の場合では、虎や鶴といった場合には四季を問わずに掛けて問題ないのですが、鯉や金魚、鮎などの魚類に限っては夏に掛けるというのが基本です。いずれにしましても、図柄のものの季節に合わせて掛ける季節を判断すればよいわけですから、それほど難しい事ではありません。

花の図柄の掛け軸の特徴

花の図柄であれば、比較的容易に判断出来るものと思われます。梅などは、掛け軸の画題として多く描かれているものですから、冬場の掛け軸として楽しまれるとよいでしょう。牡丹については少し馴染みの薄いところもありますが、春先の花と覚えておけば間違う事は少ないでしょう。牡丹(ぼたん)の図柄の掛け軸を持っておけば、春先と慶事の両方に使えますから、大変活用度の高い掛け軸という事になります。季節やその「花」の言い伝えなども加味するとより楽しく飾る事ができます。

掛け軸の楽しみ方

都心部の住宅などの場合には、広い庭のないケースも多いかと思われますので、庭に花を植えるの代わりに、掛け軸を掛けて楽しむというのは大変風流なものだと言えます。和室でなくても、図柄や色味によっては洋間に掛ける事も出来ますので、インテリアに合わせて掛けて楽しむという事にチャレンジされると良いかと思います。シックなインテリアの場合には、水墨山水などがピッタリで、アジア的なオリエンタルな雰囲気を醸し出すのに掛け軸が一役買ってくれる事でしょう。若い世代のトレンドとしても、伝統的な掛け軸の楽しみ方にこだわらず、新しい楽しみ方にチャレンジされている様です。

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