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浄土宗と南無阿弥陀仏

浄土宗と南無阿弥陀仏の意味

まずは南無阿弥陀仏についての説明ですが、これは名号の一つでして、六字名号のことを言います。仏門に帰依をするときの定型句です。
南無阿弥陀仏を教義としている宗派は色々ありまして、浄土宗もその一つです。
宗派の一つの浄土宗の教えは、南無阿弥陀仏と念仏を唱えることによって、極楽に行けるという教えになっています。
仏教には宗派は色々ありますが、宗派によって南無阿弥陀仏一つの教えが違うのが特徴です。
浄土宗の歴史は古く、宗祖は法然上人です。法然は1133年に岡山県で生まれました。
仏教ですので、本尊は阿弥陀如来となっています。法然は1145年には比叡山延暦寺に入りました。
源光という僧に師事をしたのですが、わずか2年後の1147年には、源光は教えることはないと判断して、同じ比叡山の皇円の下で得度しました。
このことから見ても、当時から法然には類いまれなる才能があったことが分かります。
浄土宗の開宗は1175年でして、法然は比叡山から下りて東山吉永に移り住みます。そこで念仏の教えを広めたのが開宗の始まりだと言われています。その後、延暦寺にいた様々な僧が法然のところに集まりまして、その中には後に浄土真宗を開宗した親鸞も含まれています。

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