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山水画と水墨画の違い

山水画とは?

山水画とは、その名の通り山(山岳)や水(河川)などの自然を題材とした絵画のジャンルのひとつです。創造の景色が描かれることが多く、単なる風景画とは異なる存在であることがその特徴です。

水墨画とは?

対して、水墨画とは、墨を使って表現される絵画のことであり、「にじみ」や「ぼかし」などその特徴的な技法を活かして描かれます。水墨画は、中国で唐代後半に山水画の技法として成立し、特に水墨画で描かれる山水画のことを水墨山水画と呼びます。飛鳥時代から山水画の概念はあったとされますが、日本において山水画が盛業をみるのは、鎌倉時代以後、宋元の水墨山水画が輸入されたことがきっかけとされています。独自の墨の特徴を生かした水墨画の文化が発達し、日本では水墨山水画が広く発展していくこととなります。

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